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さていよいよコード進行を作ります。

実際の作編曲では、メロディーがあり、コードとメロディーの関係で決めることになります。

そのためには、メロディーに対応していくらでもコード進行を変化させる力が必要です。

 

下記は、メジャー・スケール上のコードを示しています。​(「予備知識」参照。)

scale01.jpg

もっとも基本的なコードは、スリー・コード(1度、4度、5度のコード)です。

​確認: C メジャーでは、

1度(トニックT)はC。4度(サブドミナントS)はF。5度(ドミナントD)はG7です。

●コード進行を作ることは簡単です。

「ケーデンス」​というルールにしたがって作ります。

次のルールを覚えます。

・T(のコード)は、何にでも進行できる。

・コードをつなぐ3つのケーデンスを覚える。

K1 T-DーT(=DはTへ進行する。)

K2 T-S-D-T

K3 T-S-T

​(注意)D-Sという進行が書いてありませんが、実際の曲では、出てきます。

​下の図、まずは基本コードを覚えてください。

TSDINC.jpg

・T(のコード)は、何にでも進行できる。

​  *Cは、FやG7に進行できる。

・コードをつなぐ3つのケーデンスを覚える。

K1 T-DーT(=DはTへ進行する。)*G7は、Cへ進行する。

K2 T-S-D-T *CーF-G7-C :Fは、G7へ進行する。

K3 T-S-T *C-FーC:Fは、G7へ行かず、直接Cにも進行する。

​いま覚えることは、これがすべてです。

​次のページでは、実際の曲を想定してコード進行を作ってみます。→次へ

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