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さていよいよコード進行を作ります。
実際の作編曲では、メロディーがあり、コードとメロディーの関係で決めることになります。
そのためには、メロディーに対応していくらでもコード進行を変化させる力が必要です。
下記は、メジャー・スケール上のコードを示しています。(「予備知識」参照。)
もっとも基本的なコードは、スリー・コード(1度、4度、5度のコード)です。
確認: C メジャーでは、
1度(トニックT)はC。4度(サブドミナントS)はF。5度(ドミナントD)はG7です。
●コード進行を作ることは簡単です。
「ケーデンス」というルールにしたがって作ります。
次のルールを覚えます。
・T(のコード)は、何にでも進行できる。
・コードをつなぐ3つのケーデンスを覚える。
K1 T-DーT(=DはTへ進行する。)
K2 T-S-D-T
K3 T-S-T
(注意)D-Sという進行が書いてありませんが、実際の曲では、出てきます。
下の図、まずは基本コードを覚えてください。
・T(のコード)は、何にでも進行できる。
*Cは、FやG7に進行できる。
・コードをつなぐ3つのケーデンスを覚える。
K1 T-DーT(=DはTへ進行する。)*G7は、Cへ進行する。
K2 T-S-D-T *CーF-G7-C :Fは、G7へ進行する。
K3 T-S-T *C-FーC:Fは、G7へ行かず、直接Cにも進行する。
いま覚えることは、これがすべてです。
次のページでは、実際の曲を想定してコード進行を作ってみます。→次へ
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